Rupea

久し振りに朝食付きの宿。安いうえに昨夜はラキヤを振る舞ってくれ、朝食まで付けてくれるなんて本当にありがたい。泊まり客は私達だけなのに、コーヒーにトースト、ソーセージとサラミとチーズの盛り合わせ、トマトやキュウリやパプリカがテーブルいっぱいに並んでいる。今日は調子が良いと思ったのも束の間、コーヒーを口にした途端に激しい頭痛が襲う。

そのまま部屋に戻り横になる。ラキヤが痛み止めだったのか、それが突然切れたかのように凄い勢いで頭がズキズキしている。宿のおばさんが「時間は気にせずにゆっくり休みなさいね」と優しい声を掛けてくれる。

妻と子供たちは丘の上の要塞へと出掛けた。何とか私も行きたかったが、どうしようもない。旅の戦力外通告を受けたような気分だ。

三人とも満足した様子で戻ってきた。丘の上に建つ要塞からは村を一望できるようで、渦巻いた城壁の隙間やいくつもの石造りの塔から村の隅々を眺めて美しい景色を楽しんだらしい。

丸一日動かないこともできず、名残り惜しいがルペアを後にしてブラショフへと向かうことにした。

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