Cluj-Napoca

夕方になってようやく外に出る。昨日から丸一日寝込んでしまい、朝から何も口にしていないので、スーパーに食べられそうなものを探しに行く。

クルージ・ナポカは八年程前に暮らしていた町で、ここに来ると自然と心が落ち着く。何をする訳でもなく城塞の上でぼーっと時間を過ごすこともある。

子供を連れてこの町に来て驚いたことがある。道行く人が子供にお金を渡すのだ。「美味しいものを食べてね」と子供に紙幣を握らせる。もちろん最初は断ったが、たまらなく愛おしいというような表情でふたりを見つめて「子供たちのために使ってあげて」と言われると返すに返せない。お金だけでなく、お菓子やケーキや玩具を貰うこともよくある。不思議だけれど、こんなことが一日に何度も続くのだ。子供連れの旅は大変なことも多いけれど、天真爛漫なふたりの振る舞いが幸運を呼ぶのかもしれない。

洋梨とプラムとグレープフルーツを買い込んで宿に戻って食べる。いつもすごい勢いで果物の取り合いをしている子供たちが、今日は私の体調を気遣ってか隣で大人しく見ている。子供たちも旅をしながら成長しているんだなとしみじみ感じた。

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| - | 2019/02/18 3:47 PM |