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Cluj-Napoca


















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シク村にて

証言1.楽弥

急ぎ足で雪道を歩く。「ねぇまだ追いかけてくるよ。このまま家の中まで入ってくるんじゃない。ちょっと怖くなってきた」


証言2.希舟

大きな手提げ袋を覗く。「あっパンとソーセージ。ブーツも入ってるよ。これくれたのかな。お腹空いたから食べてもいい?」


証言3.私

息子とバーへ行った帰り道にジプシーの女が一直線に私に駆け寄ってくる。「荷物がなくなった。日本人の女に盗まれた」頭が狂っているのだろう。女が凄まじい形相で付け回してくる。その途中でマールトンに会う。「さっきまで由希と希舟と一緒だった」と話し始めるが女が遮る。「荷物がなくなった。日本人の女に盗まれた」それを聞いたマールトンが慌てた様子で自転車に飛び乗り走り去る。ハンドルに大きな手提げ袋を掛けたマールトンが戻ってくる。食料を分けてあげるのだろうか。いつも酔っ払っているマールトンにこんな一面があったとは。帰ったらすぐにこのことを妻に話そう。


証言4.由希

夫と息子が出掛けている間に娘とパンを買いに行く。そこでスサナに会う。片手では抱えきれないほど大きなパンを買う。ついでに荷物を送るための大きなダンボール箱を貰う。手が空いてないからとスサナが希舟の手を引いて帰り道を一緒に歩いてくれる。スサナのもう片方の手には大きな手提げ袋が握られている。相当重たいようで何度も荷物を持ち替えている。分かれ道に差し掛かったところでマールトンに会う。スサナがその荷物をマールトンに渡す。大きな手提げ袋を自転車のハンドルに掛けたマールトンがそこから家まで送ってくれる。別れ際に何故かその荷物を渡される。「これは誰の?」と訊くがマールトンは来た道を戻ってしまう。スサナが私にくれたのだろうか。そんなことを考えているとマールトンが慌てて戻ってきてその荷物を持ち去る。訳が分からない。夫が帰ったらすぐにこのことを話そう。


証言5.スサナ

スープに入れるインゲン豆を買いに行く。そこで由希と希舟に会う。パンとダンボール箱を抱えて大変そうな由希を手伝おうと希舟の手を引いて帰り道を一緒に歩く。もう片方の手で店の入り口に置いてあった大きな手提げ袋を持つ。分かれ道に差し掛かったところでマールトンに会う。自転車だったので「由希の荷物を運んでほしい」と頼む。そして由希と次に会う約束をして別れる。


証言6.マールトン

自転車で出掛ける途中でスサナと由希と希舟に会う。スサナに頼まれて荷物を運んだのに由希が困っている。きっとスサナが由希にあげたのだろうと思い荷物を渡して来た道を戻る。その途中で哲弥と楽弥に会う。「さっきまで由希と希舟と一緒だった」と話し始めるがジプシーの女の叫び声に掻き消される。「荷物がなくなった。日本人の女に盗まれた」嫌な予感がして自転車に飛び乗る。由希の元へ戻り渡したばかりの荷物を再び自転車のハンドルに掛けてジプシーの女のところへ急ぐ。


証言7.ジプシーの女

プフレツを買いに行く。そこで日本人らしき親子を見かける。母親はパンとダンボール箱を抱えていてシク村の女がその娘の手を引いて歩いている。買い物を済ませたところで店の入り口に置いておいたはずの荷物がなくなっていることに気付く。食料を盗まれた。お気に入りのブーツも入っている。さっき見かけた日本人の親子を探すが見当たらない。そんな時に日本人らしき男とその息子を見かける。荷物のことを訊くも白状しないので「荷物がなくなった。日本人の女に盗まれた」と叫び続ける。それを聞いたマールトンが「ちょっと待っていてくれ」と言って走り去る。荷物を自転車のハンドルに掛けてマールトンが戻ってくる。荷物は自分のもので間違いない。


証言8.ジュジャ

マールトンと哲弥がパーリンカを酌み交わしている。いったい何があったのだろう。ふたりはずっと笑い続けている。

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Sic




















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